篠原 学
Shinohara Manabu
人文学研究科 外国学専攻,講師
keyword フランス文学,モデルニテと小説,ミラン・クンデラ,ニコラ・ブーヴィエ,一人称小説,チェスと文学
研究内容・専門分野
- 人文・社会,ヨーロッパ文学,フランス文学
- 人文・社会,文学一般
所属学会
- 欧米言語文化学会
- 日本フランス語フランス文学会
論文
- 小説の技術とモラル:ミラン・クンデラの大江健三郎評,篠原 学,表象と文化,Vol. 2022,No. 20,p. 59-68,2023年05月,研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 民主主義と小説 ミラン・クンデラ『不滅』における顔のモチーフ,篠原 学,GALLIA,No. 62,p. 105-114,2023年03月,研究論文(大学,研究機関等紀要)
- ミラン・クンデラの小説実践における「近代」,篠原 学,表象と文化,Vol. 2021,No. 19,p. 68-77,2022年05月,研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 小説と政治的なもの—『存在の耐えられない軽さ』を再読する—,篠原 学,言語文化研究,No. 48,p. 93-112,2022年03月,研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 作品化される時間ー『かさご』におけるニコラ・ブーヴィエの旅,篠原 学,Walpurgis 2021(國學院大學外国語文化学科紀要),p. 21-34,2021年02月,研究論文(大学,研究機関等紀要)
- クンデラのヒロインはなぜ死ななくてはならないのかー小説の美学と「フランス」,篠原 学,フランス語フランス文学研究,No. 117,p. 251-266,2020年08月
- 小説の自立-ミラン・クンデラという「作者」をめぐって,篠原 学,2017年07月,学位論文(博士)
- 一回目のように語ること-ミラン・クンデラ『ジャックとその主人』における変奏,篠原 学,フランス語フランス文学研究,日本フランス語フランス文学会,Vol. 103,No. 103,p. 233-248,2013年08月,研究論文(学術雑誌)
- 引き下がり、場所を譲る身体-ミラン・クンデラの〈テクスト〉,篠原 学,言語態,言語態研究会,Vol. 12,No. 12,p. 87-101,2012年12月,研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 顔・まなざし・テクスト―ミラン・クンデラにおける「読むこと」,篠原 学,『レゾナンス』,No. 6,p. 17-23,2011年12月,研究論文(学術雑誌)
- ミラン・クンデラの小説にあらわれた「無理解」と「読むこと」,篠原 学,『パリ国際大学都市日本館多分野研究会 年報』,No. 5,p. 62-75,2011年10月,研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- Le 18e siècle chez Milan Kundera(ミラン・クンデラにおける18世紀),篠原 学,2010年06月,学位論文(その他)
- 演劇性の発見―ミラン・クンデラ『ジャックとその主人』と「小説」の概念,篠原 学,『レゾナンス』,No. 6,p. 64-70,2009年,研究論文(学術雑誌)
- 速度の言語態―ミラン・クンデラ『緩やかさ』と小説論,篠原 学,『言語態』,言語態研究会,Vol. 9,No. 9,p. 23-46,2009年,研究論文(学術雑誌)
- 実験室の小説―ミラン・クンデラの小説の作為性について,篠原 学,『言語態』,言語態研究会,Vol. 8,No. 8,p. 63-79,2008年,研究論文(学術雑誌)
- 具体性をめぐって―ミラン・クンデラ『アイデンティティ』のジェンダー論的読解の可能性」,篠原 学,『日本フランス語フランス文学会関東支部論集』,No. 17,p. 267-282,2008年,研究論文(学術雑誌)
- 挑発としてのフェミニズム―ミラン・クンデラ『無知』における性差と語り,篠原 学,『年報 地域文化研究』,東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻,No. 11,p. 109-126,2007年,研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 〈非‐参加〉から〈はじらい〉へ―ミラン・クンデラを読む,篠原 学,『レゾナンス』,No. 5,p. 43-49,2007年,研究論文(学術雑誌)
MISC
- ステイルメイト,ふらんす,No. 4月〜9月,p. 58-59,2022年04月
講演・口頭発表等
- 今日のフランス文学にみる家族史の現在,篠原 学,欧米言語文化学会第144回例会(日本大学),2023年03月05日
- ミラン・クンデラにおける「近代」の再解釈,篠原 学,第2回クンデラ研究会(東洋大学),2023年02月24日
- チェスプレイヤーは何をするのか?—「ステイルメイト」と文学の制作,篠原 学,(東京大学),2022年12月16日
- 創造と恋愛—バルザック『知られざる傑作』を読む,篠原 学,大阪大学外国語学部マンスリー多文化サロン(大阪大学),2022年12月15日
- 堀辰雄「小説のことなど」内容紹介,篠原 学,将棋と文学研究会(明治大学),2022年05月21日
- 制作と遊戯—ミラン・クンデラの亡命後の小説について—,篠原 学,大阪大学フランス語フランス文学会(大阪大学),2022年03月05日
- スタンダール『赤と黒』から「私たち」の社会を考える,篠原 学,ことばラボ 読みの実験室(公開イベント),2021年12月07日
- 盤に向かう人間ー松浦寿輝『もののたはむれ』にみる小説とチェス・将棋のありうべき関係について,篠原 学,将棋と文学研究会(明治大学),2021年01月24日
- ユートピアと小説ージョージ・オーウェル『1984年』のさまざまな部屋,篠原 学,ことばラボ 読みの実験室(公開イベント),2020年12月12日
- クンデラのヒロインはなぜ死ななくてはならないのか-小説の美学と「フランス」,篠原 学,日本フランス語フランス文学会秋季大会(近畿大学),2019年10月26日
- ミステリを読み、小説について考えるーアガサ・クリスティーの『カーテン』を題材に,篠原 学,ことばラボ 読みの実験室(公開イベント),2019年09月05日
- 小説と教育-クンデラの描く教師たち,篠原 学,文学表象としての〈教育〉(南山大学),2019年08月20日
- 小説の作者であること-ミラン・クンデラにおける自作への言及,篠原 学,日本フランス語フランス文学会秋季大会(新潟大学),2018年10月27日
- Censure et auto-censure dans L'Immortalité de Milan Kundera(ミラン・クンデラ『不滅』における検閲と自己検閲),篠原 学,東京大学・パリ第8大学合同学生シンポジウム(パリ第8大学),2014年03月21日
- 一回目のように語ること-ミラン・クンデラ『ジャックとその主人』における変奏,篠原 学,日本フランス語フランス文学会秋季大会(神戸大学),2012年10月20日
- La suspension et la fuite - le relativisme chez Milan Kundera(中断と逃走-ミラン・クンデラにおける相対主義),篠原 学,20-21世紀の作家の主観性と相対主義(ストラスブール大学),2011年10月14日
- 真理をめぐる葛藤―ミラン・クンデラの小説言語,篠原 学,日本フランス語フランス文学会関東支部会(成城大学),2010年03月20日
- 異邦人の身体 ニコラ・ブーヴィエと日本の〈風景〉,篠原 学,スイスの多言語状況とその文化面における影響(國學院大学),2019年11月30日
- 言語はどのようにして遊戯であるのか?-ソシュール『一般言語学講義』におけるチェス,篠原 学,将棋と文学研究会(明治大学),2019年11月02日
- 小説の自立-ミラン・クンデラという「作者」をめぐって,篠原 学,フランス政治思想研究会(東京大学),2018年10月31日
- 密告におけるジェンダー・バイアス―ミラン・クンデラとフェミニズム,篠原 学,日本フランス語フランス文学会関東支部会(学習院大学),2008年03月22日
社会貢献
- 日本の学生が選ぶゴンクール賞,ゴンクール賞日本委員会、アンスティチュ・フランセ日本,2021年10月01日 ~ 継続中