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酒井 裕美

Sakai Hiromi

人文学研究科 外国学専攻,教授

keyword 開港期,外交史,朝鮮史

学歴

  • ~ 2009年03月,一橋大学,社会学研究科

経歴

  • 2022年04月 ~ 継続中,大阪大学 人文学研究科 教授
  • 2013年04月 ~ 2022年03月,大阪大学 言語文化研究科 言語社会専攻,准教授
  • 2012年04月01日 ~ 2013年03月31日,大阪大学 言語文化研究科 言語社会専攻,講師
  • 2010年04月01日 ~ 2012年03月31日,大阪大学 世界言語研究センター,講師
  • 2009年04月 ~ 2010年03月,一橋大学大学院社会学研究科特任講師
  • 2007年09月 ~ 2009年02月,東義大学校人文学部日語日文学科講義専担教授
  • 2005年09月 ~ 2007年08月,全南大学校国際学部日本学科客員教授

研究内容・専門分野

  • 人文・社会,アジア史、アフリカ史

所属学会

  • 上智史学会
  • 東アジア近代史学会
  • 東京歴史科学研究会
  • 朝鮮学会
  • 朝鮮史研究会

論文

  • 山田荒治事件(1887年)をめぐる朝鮮の戦略的外交ー開港期の日朝漁業問題一考ー,酒井裕美,東洋史研究,Vol. 82,No. 1,p. 1-38,2023年06月,研究論文(学術雑誌)
  • 開港期日朝関係の実状と統理交渉通商事務衙門―山田荒治事件(1887)を中心に―,酒井裕美,韓国学研究,Vol. 69,p. 299-339,2023年05月,研究論文(学術雑誌)
  • 日朝両国通漁規則(一八八九年)締結交渉の再検討―済州通漁問題をめぐる朝鮮外交の展開を中心に,酒井裕美,上智史学,Vol. 65,p. 11-27,2020年11月,研究論文(学術雑誌)
  • 漁業問題をめぐる開港期朝鮮の対日外交政策,酒井裕美,近現代韓国・韓国学研究と東アジア,p. 31-42,2019年10月,研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
  • 書評 石川亮太著『近代アジア市場と朝鮮 : 開港・華商・帝国』,酒井裕美,歴史評論,校倉書房,Vol. 804,No. 804,p. 102-106,2017年04月,研究論文(学術雑誌)
  • 日朝外交交渉におけるハングル文書―易地行聘交渉開始時(1795年)の対馬宗家文書ハングル書簡類を中心に,酒井裕美,朝鮮学報,朝鮮学会,Vol. 242,p. 37-59,2017年01月,研究論文(学術雑誌)
  • 開港期朝鮮の沿海漁業をめぐる外交政策ー朝清商民水陸貿易章程第三条を手がかりにー,酒井裕美,東アジア近代史,ゆまに書房,No. 20,p. 26-48,2016年06月,研究論文(学術雑誌)
  • 일본 역사교육 속의 청일전쟁과 조선,酒井裕美,한국독립운동사연구,Vol. 50,p. 243-278,2015年04月,研究論文(学術雑誌)
  • 日本の歴史教育における日清戦争と朝鮮-中学校歴史教科書を手がかりに,酒井裕美,コリア研究,No. 6,p. 31-45,2015年03月,研究論文(学術雑誌)
  • 朝米修好通商条約(1882年)における最恵国待遇をめぐる一考察,酒井裕美,朝鮮学報,朝鮮学会,Vol. 229,p. 39-71,2013年10月,研究論文(学術雑誌)
  • 回顧と展望 朝鮮近現代,酒井裕美,史学雑誌,2013年05月
  • 最恵国待遇をめぐる朝鮮外交の展開過程-朝清商民水陸貿易章程成立以後を中心に-,酒井裕美,大阪大学世界言語研究センター論集,大阪大学世界言語研究センター,No. 6,p. 17-35,2011年09月,研究論文(学術雑誌)
  • 統理交渉通商事務衙門の構成員分析―甲申政変前の朝鮮における「近代」と「親清」の実態―,酒井裕美,日韓相互認識,「日韓相互認識」研究会,Vol. 3,p. 1-32,2010年03月,研究論文(学術雑誌)
  • 開港期朝鮮の関税「自主」をめぐる一考察,酒井裕美,『東洋学報』,東洋文庫,Vol. 91,No. 4,p. 439-467,2010年03月,研究論文(学術雑誌)
  • 朝清陸路貿易の改編と中江貿易章程―甲申政変以前の朝清関係の一側面―,酒井裕美,朝鮮史研究会論文集,朝鮮史研究会,No. 46,p. 125-153,2008年10月,研究論文(学術雑誌)
  • 開港期朝鮮の外交主体・統理交渉通商事務衙門に関する一考察―甲申政変前における地方官庁との関係、とくに財政政策を一例として―,酒井裕美,朝鮮学報,朝鮮学会,Vol. 204,p. 35-60,2007年07月,研究論文(学術雑誌)
  • 開港期の朝鮮外交主体・統理交渉通商事務衙門の対内活動―甲申政変前の外交関連政策を中心に―,酒井裕美,一橋社会科学,一橋大学,Vol. 2,p. 1-18,2007年03月,研究論文(学術雑誌)
  • 甲申政変以前における朝清商民水陸貿易章程の運用実態―関連書章程と楊花津入港問題を中心に―,酒井裕美,朝鮮史研究会論文集,朝鮮史研究会,No. 43,p. 123-148,2005年10月,研究論文(学術雑誌)

著書

  • 攘夷と開化: 1860年代から日清戦争まで,吉野誠ほか,岩波書店,ISBN:4000268163,2022年03月15日
  • 学術書,朝鮮通信使易地聘礼交渉の舞台裏 ー対馬宗家文庫ハングル書簡から読み解く,松原孝俊,岸田文隆,九州大学出版会,ISBN:9784798502311,2018年07月
  • 一般書・啓蒙書,安重根と東洋平和論,李泰鎮,日本評論社,ISBN:9784535586901,2016年09月
  • 学術書,開港期朝鮮の戦略的外交 1882-1884,酒井裕美,大阪大学出版会,ISBN:9784872595314,2016年03月
  • 一般書・啓蒙書,韓国・朝鮮の知を読む,野間秀樹編,クオン,ISBN:9784904855188,2014年02月
  • 教科書・概説・概論,朝鮮語教程,小西敏夫,岸田文隆,酒井裕美,渓水社,ISBN:9784863272132,2013年03月
  • 一般書・啓蒙書,図録 植民地朝鮮に生きる,酒井裕美,水野直樹,庵逧由香,勝村誠,岩波書店,ISBN:9784000258586,2012年09月
  • 一般書・啓蒙書,朝鮮史研究入門,朝鮮史研究会,名古屋大学出版会,2011年06月
  • 条約から見た韓国併合,李泰鎮,李相燦,東北亜歴史財団,ISBN:9788961872195,2010年12月

講演・口頭発表等

  • 書評:岡本隆司編『交隣と東アジア ──近世から近代へ』(名古屋大学出版会、2021.11),酒井裕美,合評会:岡本隆司編『交隣と東アジア ──近世から近代へ』(名古屋大学出版会、2021.11),2022年03月25日
  • 日本における韓国近代史研究―開港期韓国史、何を主題にすべきか,酒井裕美,第4回BK21国際韓国学コロキアム(韓国・ソウル大学校国史学科主催、オンライン開催),2021年09月17日
  • 山田荒治事件(1887年)について―日朝通漁規則締結以前の漁業問題一考,酒井裕美,朝鮮史研究会関西部会,2021年07月24日
  • 漁業問題をめぐる開港期朝鮮の対日外交政策,酒井裕美,2019東アジア韓国学国際学術会議,2019年10月04日
  • 日朝通漁規則〔1889年)締結交渉の再検討,酒井裕美,朝鮮史研究会関西部会,2019年09月28日